はじめて子供に交通ルールを教える時に使う本
・横断歩道は手をつなぐ。
・車がくるから道路に飛び出したらいけない。
そんな当たり前のことですが、子供に理解をしてもらうのは本当に大変です。
口で言って理解をしてくれるなら誰も苦労しないわけで、ハーネスなんてのも必要ありません。
ハーネスについては賛否両論ありますが、私はハーネス賛成派です。
子供はペットじゃない!!なんて言いますが、
わざわざ子供にハーネスつけている親は、絶対にペットだなんて思ってないし、むしろ大事に思っていると思います。
子供の性格によっては、全くいうこときかなくて、いつどこに突然とびだしていくかわからない状態で、一体親にどうしろっていうんですかね?
子供がルールを理解する仕組みを考える
ちなみにうちの娘は2才なんですが、
交通ルールを口で「危ないから」とか色々説明しても全然理解してくれませんでした。
全然うまくいかないので、ちょっと趣向を変えてみて、
『じゃあ娘がすでに理解しているルールは一体なんだろうか?』と考えてみました。
そこで、すべり台とかの順番待ちのルールは理解していることに着目しました。
どうやらEテレの【いないいないばぁ】でやっている【じゅんばんばん】という歌で、【順番待ち】という概念を理解していたみたいです。
普段娘がすべり台で列を横入りしそうになったら、
「娘ちゃん!じゅんばんばんだよ?」
というと、理解しておとなしく並んでくれます。
さすがEテレ大先生ですね。
こどもは歌とか物語で理解をするのが一番の近道みたいです。
絵本でルールを伝えてみました
我が家はこの本を導入してみました。
【たろうのおでかけ】です。
この本の初版は1966年ですが、なんと第108刷までされており、今も尚読み継がれている絵本です。
ストーリーはというと、
主人公のたろう君が、なかよしのまみちゃんの誕生日のお祝いにアイスクリームを届けるため、友達の犬のちろー、猫のみーや、あひるのがあこ、にわとりのこっことお出かけします。
たろう君のお出かけの道は、
・少しにぎやかな通り
・大通り
・交差点
・裏通り
・横断歩道
・原っぱ
という普段子供が生活する中で必要な様々なシチュエーションを歩きます。
そのたびにたろう君はふざけたり、はしったり、車道に入ろうとしたりと、
子供がやりそうなあぶない行動を一通りしてくれます。
そうすると、友達や大人がお決まりのフレーズで、
「そんなことしちゃダメ、ダメ、ダメ!」
とたろう君を叱ってくれます。
するとたろう君は、毎回しぶしぶしたがいます。
そんなたろう君をみて、娘も理解してくれました。
たとえば、外でとびだそうとしたら、
「たろう君も言われてたでしょ?そんなことしちゃダメ、ダメ、ダメ!って」
すると、娘もしぶしぶいうことをきいてくれます。
結論
【〇〇したら、ダメ、ダメ、ダメ!】で伝えるのは有効。
【じゅんばんばん】のように、わかりやすいお決まりのフレーズを導入するのがいいみたいですね。