はじめてのえんぴつの選び方
子供にはじめて鉛筆を持たせる時、どうやって正しい持ち方を教えますか?
鉛筆の【機能】は【書くこと】であり、
極論、グーで握ってもどんな持ち方でも【書けてしまう】のが鉛筆であり、
本来の目的の【書く】ということは達成されています。
そんな中、【機能】以外である持ち方が違うことを伝えることは本当に難しいです。
小難しい言い方しましたが、要は子供からしたら、
『どんな持ち方でも書けるんだから、
細かいことゴチャゴチャ言わずに好きなように書かせろやコラ!!』
という状態になりやすいと言うことです。
今うちの娘は2才7か月ですが、
昨日クーピーで塗り絵していた時の持ち方はこんな感じです。
わりとちゃんと持ててますよね?
最初に使ったえんぴつはコレ
どうやって覚えたかというと、
【くもん】の【こどもえんぴつ6B】で覚えさせました。
普段ダイソーやセリアLOVEな私ですが、かけるとこにはちゃんとかけますよ。
まぁ筆箱はもちろんダイソーで買いましたが。。
ちなみに同商品で【4B】や【2B】もありますが、はじめてなら断然【6B】がおすすめです。
最初は筆圧が弱いので、芯の柔らかい【6B】じゃないと書く楽しさが薄れてしまい、子供の書く意欲に関わります。
このえんぴつの特徴は、太さが通常より太くて持ちやすいことと、
子供が変な力を入れても芯が折れにくいことです。
そして一番の特徴は、えんぴつの持ち手部分の形が三角形なところです。
三角形なので、3本の指でちゃんと持たざる得ないところがポイントです。
えんぴつ3辺の特徴を活かしてみる
まず、このえんぴつには3辺のうち2辺に絵や文字がかいてあります。
1つめはKUMONの絵と文字が書いてあるところ
もう一つは【くもんのこどもえんぴつ】の文字が書いている辺
最後は、何も書いていない辺
この3辺の絵柄を使って伝えます。
ゆびの位置について
人差し指(お母さん指)を【KUMON】のところ、
親指を(お父さん指)を【こどもえんぴつ】のところ、
最後中指(お兄さん指)を何にもないところ、
と教えます。
最初は難しいですが、ゆっくり繰り返します。
「あれ?お母さん指はどこ?
じゃあお父さん指はどこ?
最後にこの下の何もない部分にお兄さん指を付けてあげて?」
という感じに。
そんなこんなをして、翌日か翌々日とかにまたやると、
あら不思議、なんだか持ち方が様になってます。
それを何日か繰り返すと、えんぴつ3辺の絵柄関係なしに持てるようになります。
そうなったら、もう何を持たせても同じ持ち方が出来るようになります。
ポイントはゆっくり、あせらず、ゲーム感覚で楽しみながらです。
ちゃんと持てるようになったら、次は線の練習ですが、
その話はまた次の機会に。
ちなみに【くもんのこどもえんぴつ】ですが、太さが普通のえんぴつと違いますので、
専用のえんぴつ削りが必要です。